カテゴリー:Metal
旧西ドイツが産んだヘビーメタル、称してジャーマンメタル。スピードがありドラマティック、叙情メロに重厚サウンド。
アメリカナイズされたScorpions。ダークで重い現代的要素を取り入れたHelloweenと違い、ドイツの象徴を貫き通す、ジャーマンメタルの先駆けともいうべきAcceptがひと夏限りの再結成。そして日本にやってきた。
まずはお詫びだ。今回、2階席で観戦などと真のメタラーらしからぬ行動を取ってしまったことを心より詫びたい。
ではあるが、通常のスタンディングライブだと前の人の頭ばかりでステージ全体を見渡すことなど不可能であるが、この日は2階席が功を奏しステージ全体をじっくりと拝見することができた。そのライブがAcceptであることに意味がある。なぜならこの夏の再結成が最後の勇姿になるであろうから。今日だけはじっくりと目にも心にも焼き付けておきたかった。
さて、ほぼ定刻にメンバーが登場。Starlightからはじまる。オールドファンにはたまらない。というか、ここに来ているほとんどの人達はオールドファンですが。。。
とにかくいきなり大合唱。サビの部分での大合唱は2曲目以降、最後まで続き、これでもかとウドが観客に歌わせる。ウドののどの調子も良い。金切り声も実によく出ている。MCはほとんど無く、本編最後のFast As A Sharkまで一気に続く。
アンコールはPrincess Of The Dawn。やはり大合唱。そして2度目のアンコール、Balls To The Wallでの男たちの大合唱は圧巻。歌いながら思った。Acceptはライブで歌ってこそ価値のあるバンドであると。
現在の職業はカメラマンということもあり、はっきり言ってウルフ・ホフマンのギタープレイはボロボロ。しかし今日だけはそんなことはどうでもよい。鋼鉄サウンド、地響きコーラス、ウドの金きりシャウト、これが揃うとAcceptなのだ。新譜は作らなくてもいいです。1年に1度のライブだけでいいです。Acceptを続けてもらえないだろうか?
1. Starlight
2. Living For Tonight
3. London Leatherboys
4. Metal Heart
5. Up To The Limit
6. Winterdreams
7. Flash Rockin' Man
8. Breaker
9. Bass Solo
10. Head Over Heels
11. Neon Nights
12. Guitar Solo
13. Restless And Wild〜Son Of A Bitch
14. Turn Me On
15. T.V. War
16. Monsterman
17. Love Child
18. Fast As A Shark
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19. Princess Of The Dawn
20. Burning
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21. Balls To The Wall
仙台からスタートした20周年アニバーサリーも、ここ川崎が山場。いつものことだが各地のライブに比べ川崎は特別なのだ。アンセムにとって聖地であるが故に。
16時30分。車にて会場に到着。駐車スペースにバックで車庫入れをしていた時、車体は大きく揺れた。後の情報によると川崎あたりは震度5弱くらいだったか。
17時。会場スタッフより発表がある。”地震のため開場が17時より17時30分に変更” 地震で電車がストップ。来られないお客さんが多数いると。
17時30分。ついに開場。整理番号800番台の僕は18時頃にようやく入場。
だが、ここでまた発表が。”開演時間は19時” 電車はいまだに復旧していないとのことだ。足止めを食らっているお客さんは発狂寸前だったであろうことは容易に想像できる。
19時。来られないお客さんはまだ多数いるが、予定より1時間遅れて第1部スタート。最新アルバムを中心に現行メンバーによるパフォーマンス。初っ端の仙台に比べやはりクライマックスの川崎。各メンバー、気合の入り方が違う。特にドラムの本間さん。低音が腹に響く程の迫力であった。が、特筆すべきレアな曲も無く、各会場とほぼ同じ選曲で1時間の第1部は終了。15分のインターバルへ。
第2部は旧メンバーによるセクション。その頃になると到着が遅れていたお客さんも次々と到着しだし、会場はいつものように体がぶつかりあうライブへ。1部に比べ身動きがとれなくなった。
2週間前の仙台に比べ、ヒロヤが絶好調。ようやく勘を取り戻してきたってところか。よく動き回るし、ギターも弾けている。
一方、ドラムのMAD大内が期待していたほどではなかった。イヤ、こちらが期待しすぎだったのかもしれない。Venom StrikeだけはやっぱりMADしか叩けないのだ。ただ今回だけは予想だにしなかった人物が登場した直後だったということでMADのVenom Strikeの印象が薄れてしまったみたいだ。
で、その驚くべき登場人物。そう、あの中間英明。
Hunting Time終了後、ヒロヤがステージを退く。そこで柴田さんより中間英明の紹介がある。会場は一気にヒートアップ。
90年。アルバム、No Smoke Without Fire をレコーディングし、終了と同時にヒロヤは脱退。そのツアーを中間が加入することでアンセムは停滞することなく前進した。
実力、ルックスとも一流なのだが、人間性に問題があるとし、わずか1年で中間は解雇されたのだが、ライブだけは全国各地、韓国までも遠征し最高のパフォーマンスを魅せた。柴田、森川、MAD、中間。このメンバーでのアルバムは発表されることなく終わってしまったが、実力的にはアンセム史上最強のメンバーであったと僕は思う。
その最強メンバーでの演奏はShadow Walk。中間の衣装が当時と同じであったことが笑える。今でも着れることが逆に凄い。会場2階席には中間を師と仰ぐ島紀史の姿も。
その島がAnthem Waysで弾いたShadow Walkのギターソロは、中間が当時のライブで弾いていたソロを再現したものであることを知っている者はどれだけいるだろうか。今日はその中間が本物のソロを弾くのである。この時ばかりは頭も振らず、拳も上げず、ただひたすら中間のギターソロに注目。流麗な運指、イングヴェイを意識しスゥイープばかりを多用していた当時と違い、かなり円熟味を増したか、それとも出来なくなったのか、どちらにせよ絶好調だったヒロヤの印象が無くなったくらい上手かった。第一線の現役で活動してもらえないだろうか。できればHurry Scuaryで。
次のBlinded Painで中間は退き、第6期メンバーへ、そして現メンバーへ。
現メンバーでのアンコールを挟み、最後は全員登場でDo You Understand? もうそれはそれはステージ上も観衆も狂乱ですよ。ラストのWild Anthemといい、中間ばかりに目がいってしまう。この2曲のセッションは過去最高といっていいくらい凄まじいものだった。
それで、まったく話題にあがらなかった森川さんですが、やはり太ってました。声量は相変わらず凄まじかったですけど。
第1部
1.Onslaught
2.Eternal Warrior
3.Easy Mother
4.Overload
5.Distress
6.Omega Man
7.Gotta Go
8.Revenge
9.Demon's Ride
10.Running Blood
第2部
11.Victim in Your Eyes
12.Night After Night
13.Machine Made Dog
14.Bound to Break
15.Gypsy Ways
16.Cryin' Heart
17.Juggler
18.Hunting Time
19.Shadow Walk
20.Blinded Pain
21.Venom Strike
22.Grieve of Heart
23.The Voices
-encore-
24.Let the New Day Come
25.Life Goes On
-encore-
26.Do You Understand?
27.Wild Anthem
アンセムがデビューした1985年は、僕はまだ中学1年の13歳だった。
クラスメイトの影響を受け、スティービーワンダーや、A-Ha、ブライアンアダムスに傾倒していったあの頃、アンセムは、柴田直人をリーダーに、坂本英三、福田洋也、MAD大内で、デビューアルバム、"ANTHEM"をリリース。何年も後にして聴くことになるのだが、酷い、特にボーカルに失笑、という感想を持ったのが正直なところであった。
そしてそのボーカルが坂本から森川之雄に交代した1988年。"Gypsy Ways", "Hunting Time"という世界に誇れるアルバムをリリース。ヘビーメタルにどっぷりと浸かってた高校生だった僕。伝説を直に触れることができた。
さらに時は進み、90年代。時代の移り変わりは激しい。ヘビーメタルは急速に廃れ氷河期に。僕の心も一気に冷め、ヘビーメタル=過去の遺物、となってしまった。アンセム解散は92年。
天使が舞い降りた2000年。グラハムボネットを起用し一時の再結成が発展し、柴田、坂本、清水昭夫、本間大嗣のメンバーで本格始動。
85年のデビューから2005年までの20年。歴史を形成してきた男たち。柴田、坂本、清水、本間、森川、福田、大内。この7人による、今年限りのお祭りツアーがここ仙台からスタート。
会場は仙台マカナ。もちろん初めてのライブハウス。キャパは200人くらいの小さな箱。なのに、270人も入ってたらしい。
お決まりのBlack SabbathのHeaven & Hellがかかり場内ヒートアップ。そしてまずは現行メンバー登場。Onslaught 〜 Eternal Warrior 〜 Soul Cryと最新アルバムから立て続けに3連発。2部構成のセットリストの第1部は現行メンバーによる再結成後の曲から。Grieve Of Heart. Demon's Ride. Overload. Running Blood、とみんなで歌える曲を中心にあっという間の1時間。ここで15分の休憩。
休憩といっても身動きひとつとれないすし詰め状態。とにかく新鮮な酸素を求めて口をパクパク。特にこの日は3時間以上のライブになるという。「最後までもつだろうか?」と、体力に関してわずかばかりの不安を初めて持った。なにせこの後に登場するメンバーがメンバーだし。。。
そして柴田の紹介でひとりずつ登場。まずMAD、次にヒロヤ。ヒロヤ、すごいオッサンになってるし。。。で、坂本英三。昔の衣装で登場。かなりヤバイ。
アルバムTightropeからVictim In Your Eyes、アルバムBound To BreakからSoldiers、Bound To Break、Empty Eyes。心配だったヒロヤのギターもソツなくこなしてる。何せ今はカメラマンですし。で、英三退場、森川登場。
つーか、ヤバイくらいデブ。おばちゃんみたいだし。昔の面影は何処へ?
でも、Gypsy Ways、Shout It Out!、Hunting Time、Evil Touch、Shadow Walk、Gold & Diamonds、Venom Strikeですよ。もう王道中の王道のナンバーを聴かせてくれました。パワフルな声量も当時のまま。けど、1曲毎にMCが入り息を整えてってところに老いが見えるわけで、まぁ、こっちも老いですから助かったのは事実ですけど、メタルのライブではあるまじき光景でして、しかもGotta Go等、再結成後の曲を森川が歌う場面では手にはカンペノートが。少し興ざめの部分が。
2度目のアンコールではDo You Understand。ヒロヤと清水のツインギターが完成。ヒロヤはアーミングでごまかしてる部分が多々ありましたが、現役じゃないし仕方ない。それを清水が見事にアシストし、目立った場面は少なかったが、清水はまたより一層成長したな、と思う。
で、最後は全員でWild Anthem。ベタベタのラストではありますけどね。
ということで、18時開演、終わったら時計の針は21時20分。3時間20分の立ちっぱなしライブ。30歳過ぎたってやればできるよ。最後のほうは目が虚ろでしたがな。ってことで、次は23日の川崎へ。
<1部>
1. Onslaught
2. Eternal Warrior
3. Soul Cry
4. Revenge
5. Distress
6. Omega Man
7. Grieve Of Heart
8. Demon's Ride
9. Overload
10. Running Blood
<2部>
11. Victim In Your Eyes
12. Soldiers
13. Bound To Break
14. Empty Eyes
15. Gypsy Ways
16. Shout It Out!
17. Hunting Time
18. Evil Touch
19. Shadow Walk
20. Gold & Diamonds
21. Venom Strike
22. Gotta Go
<アンコール1>
23. The Voices
24. Life Goes On
<アンコール2>
25. Do You Understand
26. Wild Anthem
DIOの来日を知ったとき思ったこと、それは「これが日本での最後のお披露目だ」
ニューアルバムをリリースしても、日本盤のリリースはずっとずっと後。セールス的にもヒットしたとは言えず、DIOのような音楽はもはや古き良き時代の遺物といっても良い。若いリスナーは無視し、我等オールドファンが過去の遺産をリアルタイムで堪能できることに価値があるのだと言って良い。
そのDIOが久々の来日。63歳のロニー。年齢的にも取り巻く状況的にもこれが最後の来日の可能性は十分高い。今回はSpiritual Beggarsを伴って来日。単独ではやはり無理のようだが贅沢は言ってられない。DIOの前にこのSpiritual Beggarsのステージも拝見することとなった。
っていってもこのSpiritual Beggarsっていうのは観たことも聴いたこともない。僕には未知のバンドだったが、まぁ、感想とかその辺は、アレよアレ、無理。立ちながら寝てたから。疲れてるみたいだよ、ボク。
で、セットチェンジしてついにDIO御大の登場。
このセットチェンジでなんと観客層までチェンジしちゃったよ。Spiritual Beggarsの時には少なからず存在した女性。薄着で肌を露出してらっしゃった女性が、DIOの時には頭皮を露出してらっしゃる中年男性にチェンジしちゃってるよ。おまけに冗談抜きで加齢臭まで漂ってましたから。勘弁してくれ。
で、ロニーの登場で狂喜乱舞はもちろんなのだが、個人的にはギターのクレイグ。中学生の時に観たクレイグのギター、"WARLOCK"が健在だったことに涙。このへんを理解してくれる人、いませんかねぇ?
で、3曲目、Stargazer。言わずもがなRainbowの名曲。目の前でロニーが歌ってるわけですよ。それだけでいい、もう何もいらない。
とはいっても、いらないわけにはいかない。Stand Up And Shout。軽快なスピードチューン。オウッオウッと叫ぶ。
ドラムソロ、Holy Diverを挟み、Sunset Superman。ここでも叫ぶ。サンセッスペメーン!
数あるDIOのアルバムで、どうしてDREAM EVILはこんなにも評価が低いのか? 永遠の謎である。
そしてこのイントロで場内は狂気に。Man On The Silver Mountain。そして Long Live Rock 'n' Roll。ニューアルバムから唯一Shiversを挟み、Gates Of Babylonとレインボーのオンパレード。どうして?どうして?これほどまでにレインボーを? ってなかんじ。ニューアルバムからはShiversの1曲だけですよ。何しに日本へ来たのですか?と問いただしたい。いや、こっちとしてはありがたいんですけどね。
で、最後はHeaven And Hell。今度はBlack Sabbathですよ。もうだめ、ボクの負け。ロニーが歌うHeaven And Hellが目の前で。ここでボクは昇天。
アンコールはみんなでWe Rock!! これでいい。これでいいんですよ、DIOのライブは。ロニー様、是非ともまた日本に来てください。
1. Killing The Dragon
2. Egypt
3. Stargazer
4. Stand Up And Shout
〜Dr Solo〜
5. Holy Diver
6. Sunset Superman
7. Don't Talk To The Strangers
8. Man On The Silver Mountain
〜Gt Solo〜
9. Long Live Rock 'n' Roll
10. Shivers
11. Gates Of Babylon
12. Heaven And Hell
〜encore〜
13. Rainbow In The Dark
14. The Last In Line
〜encore〜
15. We Rock
JUDAS IS RISING !
ついにこの日が来たのです。
1990年のPainkillerを最後にロブがまさかの脱退。悲しみにうちひしがられる間もなく、当時のヘビーメタルを取り巻く環境は氷河期となっていき、難産の末加入させた新ボーカル、ティム・オーウェンス時代に出したアルバム・JUGULATORを聴いてひとつの時代が終わったと感じたものも多かろう。
時は移り2003年。ティム・オーウェンス脱退、ロブ・ハルフォード加入と、そんなまさかと思うニュースが流れる。が、それは日を追うごとに真実だと判明する。2005年2月、ANGEL OF RETRIBUTIONを発表。内容については今さら言うまでもない。そして5月、ついに日本へやって来たのである。
ジャパンツアー初日、会場はパシフィコ横浜。この日を待ちに待った同志が既に集結。場内の、特にグッズ売り場は黒山の人だかり。
で、小生はリストバンドとロングスリーブTシャツ(洗濯中)をどうにか購入
で、やっとこさ会場に入るともう5分前。
AC/DCの曲にあわせ場内はヒートアップ。6時を少し回ったところで場内暗転。やはり予想通りHellion 〜 Electric Eye 〜 Metal Godの流れ。
しかし、これが月日の流れというものか、年齢というものなのか、曲のテンポが遅い。そして高音が出てない。少しだけ拍子抜け。
また僕自身も久しぶりのホールでのライブであり、また前から44列目だったということもあり、はっきりいってロブの頭が米粒にしか見えなかった。これでまた拍子抜け。
ライブハウスのような汗だくになることもなく、ゆったりした気分で観賞できてしまいました。周囲もそんなかんじで、熱狂的なのはホンの一部分。あのPainkillerが始まっても、観客側も僕が思ってた程のノリではなかったし、逆にロブも悲壮感が漂うくらいに高音が出ない。「なんだかなぁ〜?」ってに感じてしまいやしたし。昔はこんなんじゃなかったんだけどねぇ。これが年齢というものかしら。はぁ。。。
1 The Hellion
2 Electric Eye
3 Metal Gods
4 Riding On The Wind
5 The Ripper
6 A Touch Of Evil
7 Judas Rising
8 Revolution
9 Hot Rockin'
10 Breaking The Law
11 I'm A Rocker
12 Daimonds And Rust(acoustic)
13 Deal With The Devil
14 Beyond The Realms Of Death
15 Turbo Lover
16 Hellrider
17 Victim Of Changes
18 The Green Manalishi
19 Painkiller
-Encore-
20 Hell Bent For Leather
21 Living After Midnight
22 You've Got Another Thing Comin'
プロローグシリーズも第3弾。これが最後になるわけで、とうとう全制覇することに。
入場は整理番号順ってことで、ボクの整理番号はA320番台。たしか、渋谷boxxって、キャパが300人くらいだったと記憶してましたが、ボクは320番台。嫌な予感がしてましたが、いざ会場に到着するや、450番まで並んでるわけで。こんなに入れるわけねーだろ、ってことで、ボクが入場したときは既に会場の中程まで人が埋まっていました。そしてしばらくして後ろを見渡すと凄いことに・・・
18時ちょうどにメンバー登場。今回はドラムの本間さんが膝を手術し、2人のサポートメンバーが代役で臨む。第1部は長田昌之(SHRI:EKER)。
1曲目は"Shout It Out"でスタート。イントロが始まるや後ろの観衆が前へ前へと押し寄せる。中程にいたボクも当然押されるがままに前へと。気がつけば清水さんに手が届きそうな所まで押されてましたが、ギッシギシのもみくちゃな中ですからロクにコブシを挙げることすらできず。
続けてアルバムDomestic Bootyから"Renegade"。どうゆう流れかわかるか?の英三の問いに、観衆から「LAST ANTHEM」と。そう、1991年7月、日清パワーステーションにて行われたアンセムラストライブの流れ。このライブをモチーフに第1部は森川之雄時代の曲だけを熱唱。"Evil Touch"で熱くなり、"Blinded Pain"で熱唱し、"Love In Vain"はみんなと一緒に唄う。緊張しているらしいドラムの長田は小さくて見えなかったが、聴く限りだと文句なしの出来。しっかりと代役をこなした。
そして1部終盤は"Hunting Time"へ。同名のアルバムレコーディング時、声の出なくなった森川は、喉に直接注射をし、レコーディングに臨んだことは有名だが、そんなストイックな森川時代を思い起こさせるくらいの英三の熱唱。そして流れるように"Cryin' Heart"へ。
わずか45分の1部ではあったが、すべて森川時代の曲だったということで、個人的には過去最高の選曲だったと思う。そして、わずか45分ではあったが、汗グッショリでパンツまでビッチョリに。まさに理想的なダイエット。
15分のインターバルで第2部へ。ドラムはついに登場、MAD大内。前に押されたおかげでよく見えましたが、あんまり変わってませんね。
そして今夜の第2部は彼らのデビューアルバム「ANTHEM」から全曲演ることは彼らの衣装から見てすぐにわかった。
ところが、現在のライブでもよく演奏される"Wild Anthem"や、"Warning〜", "Steeler"なんかは凄い反応なのだが、その他の曲になると一部のファンを除き静かになってしまう。第1部が凄かっただけに、その反応の違いはより顕著に。デビュー時からリアルタイムで追いかけてきたファンと違い、ほとんどが後追いのファンであるが故、1stアルバムってのは最も古臭く聴こえ、最も取っ付き難いのだと思う。あとは観客の年齢的、体力的なものもあるのか、中だるみ感を感じた。かくゆう私もアップアップの状態でありました。
ですが、MADの叩く"Warning Action", "Steeler"は、往年のドラミング炸裂。やっぱりMADはMADですよ。これを間近で観れただけでも価値はあった。本間さんには失礼だが、個人的にはやっぱりMADのほうがいいかな、と。
そしてアンコールはいつものとおりCat's In 靴下。何も言わずにギターに英三、ベースに清水、ドラムに柴田がつくと、Onslaughtのイントロを開始。「んっ? ボーカルは?」と疑問に思った瞬間、本間さん登場。いつものように聴けたもんじゃない唄のレベルでしたが、元気な姿を見せてくれました。そして、Onslaughtが始まった瞬間頭をよぎったギターソロのパート、英三さん、適当にアレンジしてました。当然といや当然ですが。
で、2度目のアンコールの前に柴田さんより発表。20周年記念ツアーを7月に、6都市で。で、なんとMAD大内、森川之雄、そして福田洋也までもがツアーに同行。延べ3時間の公演になるとか。後でもらった日程表をみると、1日だけ会社を休めば観に行けるんですよね、全6公演。恐ろしや、恐ろしや。
と、重大なお知らせで観客のボルテージがアップ。MAD大内のドラムで最後は"Running Blood"。コレが最後だとばかりにメンバーも観客も狂ってしまったかのように叫び、拳をあげ、終演へ。
夏から始まったプロローグ3公演。幸運にもすべて観ることができたわけだ。初期3作をすべて演奏ってことで、記念ツアーでは森川が同行。ということは???
とにかく今からいてもたってもいられないわけだ。どうせなら、中間英明も連れてってあげてください
「1部」
1. Shout It Out!
2. Renegade
3. Evil Touch
4. Blinded Pain
5. Love in Vain
6. Do You Understand?
7. Hunting Time
8. Cryin' Heart
「2部」
9. Wild Anthem
10. Red Light Fever
11. Lay Down
12. Racin' Rock
13. Warning Action!
14. Turn Back To The Night
15. Rock'n Roll Stars
16. Blind City
17. Star Formation
18. Steeler
-------------------------------
(by Cat's in 靴下)
19. Onslaught
(Vo.本間 G.英三 B.清水 Ds.柴田)
20. Lady Jade
(Vo.本間 G.柴田 B.英三 Ds.清水)
21. Gotta Go
(Vo.英三 G.本間 B.清水 Ds.柴田)
--------------------------------
22. Running Blood
AC/DC にはBest盤ってのは出てないんですが、Live盤ではあるけども90年までのBest盤的なアルバムがコレ。AC/DCの代表曲はすべて収録。コレは持っておいたほうがいい。聴いたほうがいい。できるだけ大音量で。
音質、音圧、選曲、パフォーマンス、客のノリ共に最高。会場の臨場感そのままに、アンガスコールもそのまま録音。知らぬ間に自分もオーディエンスの1人となり間違いなく自然と頭を振ってしまう。そんな最高のライブアルバムだ。
誰かが言っていた。「AC/DCのスタジオアルバムはデモバージョンであり、ライブで曲を完成させる」のだと。日本での彼らの最後のライブは2001年。それは19年振りだった。不運なことに俺はそこにはいなかった。俺はまだ彼らの完成された曲を聴いていない。彼らのライブに立ち会える日まで俺はこのアルバムを聴き続ける。
-- Disc 1 --
1.Thunderstruck
2.Shoot to Thrill
3.Back in Black
4.Sin City
5.Who Made Who
6.Heatseeker
7.Fire Your Guns
8.Jailbreak
9.the Jack
10.the Razor's Edge
11.Dirty Deeds Done Dirt Cheap
12.Moneytalks
-- Disc 2 --
1.Hells Bells
2.Are You Ready
3.That's the Way I Wanna Rock'n'Roll
4.High Voltage
5.You Shook Me All Night Long
6.Whole Lotta Rosie
7.Let There Be Rock
8.Bonny
9.Highway to Hell
10.T.N.T.
11.For Those About to Rock (We Salute You)
プロデューサーにブルース・フェアバーンですよ。Bon Joviを一躍スターダムにのし上げ、Aerosmithを再生させた男ですよ。その彼がAC/DCをプロデュースです。
その影響がモロに出て、前作Blow Up Your Videoよりもさらにポップにキャッチーに。それが功を奏し売れに売れFor Those About To Rock以来の大ヒット。全米2位へチャートインでAC/DC大復活。
ですが、スローな曲が多く、個人的にはあまり好みではありませぬ。1曲目のテロテロテロテロ以外はね。
1.Thunderstruck
2.Fire Your Guns
3.Moneytalks
4.The Razor's Edge
5.Mistress for Christmas
6.Rock Your Heart Out
7.Are You Ready
8.Got You by the Balls
9.Shot of Love
10.Let's Make It
11.Goodbye & Good Riddance to Bad Luck
12.If You Dare