Anthem / 渋谷boxx  Prologue 2

困るんすよねぇ、平日にライブは。しかも開場は18時ってのは。こっちは18時までが定時の働く青年メタラーなんすから。年末の忙しい時に休みなんかとれないっつーの。
ってことで、この日の僕は役者になりまして、当日15時頃、この世の終わりみたいな神妙な顔つきで上司に、「実は、中学の恩師のお通夜が急遽入りまして・・・」

新森先生、ごめんなさい。まだご健在ですよね?

で、17時に会社を飛び出し、ウンコ臭い駅のトイレでスーツからメタル服に着替え、渋谷Boxxへ。
20周年を記念してのその前哨戦みたいなPrologueライブの第2弾。第1弾は全アルバムの1曲目とBound To Break全曲だったんですが、この日の選曲はまったく読めない中、19時定刻にライブスタート。
1曲目は最新アルバムからのOnslaught。さてさてその次はというと、各メンバーが2曲ずつ選らんだという、思い入れのある曲、二度とやらないであろうレアな曲など計8曲。英三選曲のCan’t Get Awayなんか歌詞知りませんよ。本間さん選曲のRacin’ Rockなんてどんな曲か忘れてましたよ。柴田さん選曲のVoice of ~を久々に聴けたのはよかったけど、高速ツーバス連打のこの曲でのドラムはやっぱマッド大内でなければ、と思ってしまったところで1部終了。

15分の休憩の後、第2部スタート。
Victim In Your Eyes。これで読めた。この日はTightropeから全曲。このアルバムは福田洋也が書いた曲が多いので最近のライブで演らない懐かしい曲が多すぎ。 Death To Deathとか、Driving Wireとか。Light It Upなんか初めてライブで聴きましたよ。一直線のパワーメタルの曲が多かったのがこのアルバムの特徴であるんですが、予習をしていないので歌詞を忘れてて一緒に歌えない。。。

で、スペシャルゲストはやはりCat’s In 靴下。
ボーカルは本間さん、ギターは英三で、無謀にもハイスピードナンバーのSteeler。無理。本間さん、高音部分がまったく歌えてない。けど、英三のギターは意外にも上手い。ソロなんか見事であった。というか、一番大変だったのは柴田さんのドラムであったのは言うまでもない。

で、Cat’s In 靴下が退場し、Anthemが戻り、Demon’s Rideでの大合唱を挟み、最後はWild Anthem。
最初から最後まで異様な熱気で盛り上がり、2月のPrologue 3、そして20周年記念の本編にさらに期待を持たせる熱いライブでした。

一つ難点を言わせてもらうと、会場が狭すぎ。人の頭しか見えないよ。腕も上げられないし頭も振れない。ギターの清水君の姿はとうとう一度も見ることができず、でした。

「1部」

1. Onslaught
2. Can’t Get Away
3. Love in Vain
4. Racin’ Rock
5. Dice of No Mercy
6. Voice of Thunderstorm
7. Bad Habits Die Hard
8. Rescue you
9. Easy Mother
10. Bleeding

「2部」
11. Victim in Your Eyes
12. Night After Night
13. Death to Death
14. Tightrope Dancer
15. Driving Wire
16. Finger’s on The Trigger
17. Light It Up
18. Black Eyed Tough

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(by Cat’s in 靴下)
19. Steeler
(vo.本間 g.英三 b.清水 ds.柴田)
20. Gotta Go
(vo.英三 g.本間 b.清水 ds.柴田)

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21. Demon’s Ride
22. Wild Anthem