DIO / Dream Evil (1987)

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ヴィヴィアン・キャンベルに代わり、クレイグ・ゴールディが新加入した作品。DIOの最高傑作を挙げるとすればコレだと思うのだが、世間での評判は不思議なことに低い。
というのも発売当時(’87年)の音楽業界はメタル繁栄の時期。ところがそれが災いし、その時期はリスナーはより激しい、よりヘビーなメタルを求めていた。DIOなんかよりも、METALLICAやMEGADETHである。よってDIOの初期3作に比べクオリティーは高いもののセールス的には劣った。それを当時はクレイグの作曲能力に問題ありとの見方をする者もいたと記憶するが、そんなことはない。スピードチューンの1曲目、リフの2曲目、ギターを弾き倒す3曲目、壮大なバラードの4曲目(これなどメタル史上に残る名バラードといっても良いくらいだと思うのだが、、)、爽快な6曲目、シングルカットもされた7曲目と、本当に捨て曲が無い。どこをどんなに探しても捨て曲が無いんですよ。

1.Night People
2.Dream Evil
3.Sunset Superman
4.All the Fools
Sailed Away
5.Naked in the Rain
6.Overlove
7.I Could Have Been a
Dreamer
8.Faces in the Window
9.When a Woman Cries